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チョコレート、常識のウソ

チョコレートは肥る。
チョコレートには種類によって異なりますが、15〜30%の脂肪が含まれていることから、 「チョコレートを食べると肥る」と言う人が少なくありません。しかし、実際にラットを 使った実験では、肥満の原因はチョコレートではなく、過激なエネルギーの摂取にあり、 それどころかチョコレートの脂肪は吸収されにくく、肥満につながりにくいことが証明 されています。さらにチョコレートに含まれている植物繊維には、不要な脂肪を早く排泄 する働きがあります。


鼻血がでる。
いつ誰が言い出したのか、チョコレートを食べると鼻血が出るという科学的にまったく根拠 のない話が伝えられています。チョコレートは、昔、高級品だったため、大事に食べなさい という教えなのかも知れません。また、大事に食べなさいという事を子供に教える為の方便(ウソ) がいつしか本当のように伝えられてきたのかもしれません。


ニキビができる。
ニキビは皮膚の毛穴に詰まった皮脂が酸化したり、細菌によって分解され炎症物質ができることから 始まります。チョコレートは高脂肪食品であるという誤解から生まれたことでしょうが、チョコレート には活性酸素の働きを抑える働きもありますし、脂肪の吸収率が低いことも解っています。また、 ニキビの大敵は便秘で、チョコレートの植物繊維は便秘を予防します。