足立ビル(日本近代建築総覧 No.15472)解体

中央区銀座5-12-6 /1931年頃竣工 / *設計: 和田順顕 /RC造5階

 

レストラン三笠会館東銀座店として長年親しまれてきたほか、足立鋼業のオフィスとしても使用されてきた5階建てのビル。三原橋交差点付近の昭和通りに面し、両隣の大きなビルに挟まれながらも昭和初期の西洋風な街並みの雰囲気を今に伝えています。スペイン風のねじり柱と白い外壁、八角形の塔など、特徴のある外観です。

このたびビル全体が閉鎖され、レストランもオフィスもいなくなり、『建築計画のお知らせ』が掲示されています。周辺の茶色いスクラッチタイル張りの旧・出光ビル、香蘭社ビル等が姿を消した中で健在ぶりをアピールしていただけに、残念でなりません。(2002年2月記)

足立ビルは解体されました。(2002年5月記)

*以前の表記「伝イタリア人」を訂正しました。(2003年9月記)

2〜5階を貫くねじり柱と縦連窓が特徴



2002年2月、解体直前の姿。
右: バルコニーを見上げる。各四つの『持ち送り』が良く見える。結局右の覆いは外されずじまいだった
左: 重厚な扉には「建築計画のお知らせ」が貼られた




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