服部ビルディング(和光)日本近代建築総覧 No.15461

中央区銀座4-5-11/1932年竣工 /設計: 渡辺仁建築工務所 /SRC造7階

右: 夜のライトアップ。白い外壁と時計塔がまばゆいばかり

左: 朝。青空を背中に時計塔が映える。後ろに高いビルがないのが好ましい。周辺の配慮によることだろうか

あまりにも有名、語る必要もないほどの名建築。服部時計店(現: セイコー株式会社)の本店として昭和7(1932)年に竣工しました。時計塔をもつ社屋としては2代目だそうです。

自分は和光のお店そのものにはまったく縁のない生活をしておりますが、それでもこれなしの銀座の風景というのはまったく想像できません。たぶんそういう人は自分だけではないと思います。

このような支持のされ方自体がすばらしいのですが、そういう類い希な支持を得ていながら、官の力によってではなく、一民間企業の不断の努力によってこのコンディションが保たれているという事実に、また感動的な思いがします。

現役の店舗としてぜひ永久保存してほしい、何にも代えがたい建物です。なお、並木通り沿いには服部別館もあります。(2002年6月記)

右: ライトアップされた時計塔。凡庸な云い方だが、どこから見てもこう絵になる建物はなかなかない

左: 晴海通り側を向いた大アーチ。階段の踊り場にあたり、中からは向かい側の町並みがよく見える


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